☆放課後等デイ☆

放課後等デイでは、

家庭と社会(小学校等)の中間という特別な環境で

社会的コミュニケーション能力の成長を目指しています。

中でも力を入れている2点を紹介します。

1.【友達、先生とのコミュニケーション】

たからっ子ナースリーの先生は、こどもと近い目線で関わることを大切にしています。

先生がこどもと同じ目線で遊びを楽しむことで、「一人の友達」として関わっていきます。

友達として先生としてこどもに寄り添った関わりの中から、

家庭とは違う側面での本人の得意や苦手・表現方法などを見極めていきます。


「友達との関わりがうまくいかなくて、、、」

先生が遊びの部分までこどもとの関わりをつくることで、

最適なタイミングで必要に応じた言葉かけや関わり方を伝えていきます。

例:「「貸して」と言って手を出して待っておこうよ。

    急に引っ張られるとびっくりしちゃうよ。」

  「すぐに「ありがとう」って言えたね、えらい!」


また、言葉にするのが苦手なこどものサポートも適時行っています。

例:「一緒に「いれて」って言いにいこう。」

  「「〇〇だよ。」と言うと優しく伝わるよ。」

  「「〇〇してほしい」ってしっかり頼まれたから、よくわかったよ。」


気持ちの通じ合うコミュニケーションを繰り返していく中で、

「こうすれば自分の思いが伝わる」という他者との円滑なコミュニケーション能力の成長を目指しています

2.【興味、関心に沿った学習指導】

たからっ子ナースリーでは、療育内で学習のための時間を1時間ほど用意しています。

学校の宿題は、本来の意義である当日の復習をしっかりと行うことを目的としています。


まずは「さぁ、やるぞ!」と気持ちが向くように言葉をかけます。

不思議なことにいつの間にかみんな机に向かっています。

先生は言葉かけでこどものやる気を引き出し、「出来た!」を一緒に喜びます。


学習方法はこども自身で決め、こどもにとって満足のいくものを選んでいます。

・先生の隣で確認しながら少しずつ進める子

・自分でできる自信を持ち、「できたよ!」と嬉しそうに見せてくれる子

・自身で取組み、わからない時だけ聞く子


「先生、ここがわからんんねんけど、、、」

こどもが悩んでいる時は、先生の出番です。

丁寧な説明はもちろん、ホワイトボードに大きく書いたり、絵をかいてみたり、

好きなことととの関連付けや先生手作りの道具など、

こどもにとって楽しく、納得のいく説明を心掛けています。


また、遊びながら学べる教材を多数用意しています。

苦手意識があるとなかなかワーク等には取り掛かれません。

「なんだか、楽しそう!」と取り組んでいくうちに、

苦手だったことが得意になっていることもあります。


こども自身の興味、関心に沿うことで学習への理解を確実なものにすることを目指しています。